【足利市にて講演】
足利市の男女共同参画関連部署にお呼び頂き、講演。
小さいことだが、結構感動したのが足利市市民憲章をシンポジウム前に
唱和したこと。
足利市民憲章[昭和45年5月5日制定]
私たちは、自然にめぐまれ、はるかなる昔から文化がひらけていた学問のまち、産業のまち足利市を心から愛し、より美しく、より豊かにするためにこの憲章を定めます。
1、足利市は日本最古の学校のあるまちです。
1、足利市は美しいまちです。
1、足利市は善意のまちです。
1、足利市は希望にみちたまちです。
1、足利市は伸びゆくまちです。
熱いなぁ。足利市いいなあ。
でも、ところで一般的に市民憲章って、どのくらいの市民が共有して、
どのくらいの政策がこの「誓い」に基づいて発せられているのだろうか。
弊社でも「フローレンスウェイ」という行動規範を作って、それを基に
「共有されるべき文化」や「価値観」を作っていこうとしている。
市民憲章は、町全体でそういった文化を作っていくツールになりうる
だろうな、と思うのだけども、組織でも価値観の落とし込みが結構
難しいように、これらを落とし込んでいくのはなかなか大変で、だから
空文化しやすいんだろうなあと思った。
でも、調べてみると結構面白くて、新潟市のものなんて、なんだか涙が
出てきてしまう。お気に入りの市民憲章をピックアップしてみた。
街の匂いを、魂を込めた人々の息吹を感じるじゃあないか!
【北上市民憲章】[平成4年1月5日制定]
あの高嶺
鬼すむ誇り
その瀬音
久遠の賛歌
この大地
燃えたついのち
ここは 北上
【米子市市民憲章】[平成13年1月1日制定]
悠久の時代(とき)を経て、豊潤なこの地に住まい続ける我ら米子の民。文化をはぐくみ、生業(なりわい)に励み、すべての健やかなることを望みながら。いま新しき世紀の始まりに当たり、その永久(とこしえ)なることを願って、我らの想いを市民憲章として掲げる。
春の米子は つつじの花 青い空 緑の大地 薫る風
私たちが守り続けていくもの
夏の米子は がいな祭 街は華やかに活気づき 人と人 心と心がふれあえる
秋の米子は 皆生の湯 心を癒し 体も健やかに それが私たちの願い
冬の米子は コハクチョウ 昨日より今日 今日より明日を見つめ 豊かな未来への翔き
四季に織り成すふるさとの生命(いのち)を すべていとおしみ みんなでつくる「がいな米子」
【(新潟)市民憲章】[平成元年4月1日制定]
信濃、阿賀野のゆたかな川の流れが海にそそぎいるところ、ここがわたしたちのまち新潟。
日本海に沈む夕日が美しい。海のかなたの国ぐににむけて開かれたこの港まちは、流れのほとりの木のように、いよいよ育ち、栄えている。人びとは、昔から、力を合わせ、ねばり強く、この自由な開かれたまちを築いてきた。
さあ、わたしたちも、いま、たしかな一歩を踏み出そう。わたしたちが望む新潟をめざして!
ゆたかな海の幸と田畑のみのり。
新潟は、自然がいかされ、まもられるまち。
働くよろこび、憩いの静けさ。
新潟は、活気にあふれ、落ちつきのあるまち。
すこやかな生活は、わたしたちすべての願い。
新潟は、みんなで生きるために、助け合うまち。
はぐくむ心が、いのちを育てる。
新潟は、一人ひとりが大切にされ、いかされるまち。
海のむこうは、友となる国ぐに。
わたしたちは、世界の平和のかけ橋となる。
業務報告をうっかり忘れてしまったが、素敵な気づきを与えて下さった
足利市に感謝。
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当記事は、NPO法人フローレンス 代表理事駒崎弘樹の個人的な著述です。
病児保育を仕事にしたい、求人・就職に興味がある、という方は、こちらまでどうぞ。
いつもご支援頂き、誠にありがとうございます。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。
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2007年09月06日
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市民憲章はたしか市の広報紙「あしかがみ」に載っているので、ちらっと目にしたことのある市民は結構多いと思います。
「足利市は日本最古の学校のあるまちです。」は観光名所とかでもさりげに表示してあったりするので親しみがありますね。
ただ、「伸びゆくまち」になっていませんね。実態が。
伸び行くまち、になっていない実態かもしれませんが、伸び行くまち、にさせて行くにはどのようにしたら良いか、ということを考えるには良い契機にはなるかもしれませんね。足利市出身者の方が足利市に貢献されていくような循環ができると良いですね。
コメントありがとうございました!