2007年05月26日

【業務日誌】目の前の限りない仕事の中、人を育て、組織を育て、志を遂げる



自らの至らなさに、歯噛みしてばかりだ。



昨年に比べ今年の5月後半は暇になることはなく、
はしかや百日咳で大学が休校ラッシュになるなど、
たくさんの人が病気になっている。

それとの関連性があるのかは分からないが、病児の
発生も大変多く、それだけ現場スタッフへの負担も大きい。

まだまだチームビルディングしきれていなく、オペレーション
の負担が増すと、ささいなことでコミュニケーションのすれ違い
が起こったり、解決策を出す余裕がなくなり愚痴を量産する
ような職場環境になってくる。

オペレーションの高負荷を緩和させるためには、人材の適切な
獲得と、トレーニングの実施体制が必要になってくるが、
その二つのアプローチを可能にするのは、担当マネージャー
であり、マネージャーが養成できるのと事業のスピードでは、
スタートアップ時では常に事業スピードの方が速い、という
ジレンマ。いわゆるベンチャー病だ。

NPOでも営利企業でも人材育成の重要性は変わらないし、
むしろ金銭面でのインセンティブが小さい分、共感性の高い
人材を発掘し、金銭以外の部分で動機付けを調達しなければ
ならない分、人にかけるまなざしはより厚く強くしなければ
ならない。

オペレーションが戦略やビジョンを駆逐しがちな現場に
おいて、何とかその時間を捻出し、一人ひとりに問題解決の
文化を分かち合い、ビジョンと確かに繋がっているという
マインドを浸透させなきゃいけないし、それこそが自分の
仕事なのに、いったい自分は何ができているのだろう。
全く歯ぎしりがとまらない。

けれど、絶えざるあがきを辞める訳にはいかない。
下記のようなメールももらっている。
ハイハイがようやくできるようになった組織が歩ける
よう、辛抱強く愛情と情熱を注がなくっちゃいけないんだ。

_________


説明会に参加できるとのメールをいただきましてありがとうございました。
先週、出産後初めての就職の面接をしましてなんとか正社員の採用となりました。
面接の際にやはり育児との両立を中心に質問されました。
大丈夫なのか?と聞かれても大丈夫と言えず、働く際に出来るだけの準備をし、病児保育というものを利用する予定である事を伝えたところ、
脈のなかった面接が、採用と言っていただきました。

私が言いたいのは、手ぶらで働きたいと言っても会社としても信用しにくいとおもいました。これから働こうとするときどれだけ緊急時にサポートするカードを持ち、会社に貢献できるかをアピールできるかで、一度家庭に戻ってしまっても再チャンスを得る事ができるのだなと思いました。

区の病児保育は定員があります。フローレンス様のように確かなものが或る事によって勇気づけられ、一歩を踏み出す事ができました。

就職は決まったもの、育児と仕事の間で泣きたくなるほど不安でいっぱいの状態です。
利用会員になるまで時間はかかりますが、なんとか乗り切り頑張っていきたいと思いました。このメールを頂いたとき、ホっとし泣きそうになってしまった自分がいたので、勝手な独り言ですがメールさせていただきました。

今後ともどうぞ宜しくお願い致します。


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当記事は、NPO法人フローレンス 代表理事駒崎弘樹の
個人的な著述です。

病児保育サービスに興味がある方は、フローレンスの
サイトのお問い合わせフォームにご連絡下さい。

フローレンスの病児保育(病後児保育)の対象エリアは
現在、東京都新宿区・渋谷区・目黒区・品川区・千代田区・
文京区・中央区・江東区・墨田区・江戸川区
となっており、
法人向けサービスも行っています。

いつもご支援頂き、誠にありがとうございます。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。
________________________

posted by 駒崎弘樹 at 01:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 業務日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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