2007年03月25日
【業務日誌】インフルエンザ流行でいまだかつてない超繁忙
季節はずれのインフルエンザ繁忙によって、フローレンスは
超繁忙期に陥っている。
朝のコーディネート業務は、初期は僕が受けていたのが、
06年に入ってからほとんどがコーディネーターに任せられる
ようになり、僕はデスクワークに集中できるようになった。
が、しかし、最近は週3でオフィスに泊まって朝のコーディネート
に共に備えているような状況だ。
フローレンスの特徴的な事として、普通の病児保育所は
8時半や9時に開くのだが、僕達は7時から電話の受付を
行っているという点だ。
7時に電話を受ければ、8時の出勤時間に間に合う場合が
多い。結果としてこどもが熱を出しても、定時に出勤が
可能になる。
この体制を作り、人を早朝から固定で配備させるには
とってもコストが掛かるし、労働条件としても中々
タフなものになる。
通常なら、利用会員さんの数に従って一定の規則性で
病児が発生するので、それに保険的な意味のキャパを
追加することで、当日対応キャパシティ、というものが
運行できる。
これまでほとんどこの当日対応キャパシティを逸脱
することはなく、よって400件弱の出動の中で対応でき
なかったことは一度もない。
けれど今回のような季節を外した、更には威力の強い、
という二重の事態が重なると、当日対応キャパシティ
ぎりぎりまで使うことになる。
連日病児保育を行うこどもレスキュー隊員や、
それを取りまとめる本部スタッフ達には、いつもより
多くの業務負荷をかけてしまっている。
インフルエンザは僕の責任ではないが、常に最悪の
事態を予測して一部の隙もない体制を創り上げるのは
僕の責任だ。
それがし切れていないところを、深く反省せざるを
えない。
病児保育というフィールドで仕事していて思うことだが、
「病児保育におけるリスクマネジメント」には、絶対
2種類あるな、と思う。
ひとつは現場のリスクマネジメント。これは病児の
症状が急激に悪化したりするのを防いだりする、
主に保育技術面でのアプローチ。
同様に、その現場をマネジメントする事務局(あるいは
本部)のリスクマネジメント。
例えば病児保育に携わるスタッフが体力的に厳しい
状況に置かれ続けると、自らの免疫力も弱まり、
罹患率が高まる。すると保育スタッフの欠勤率が
高まり、受け入れキャパシティが低下する、という
負のスパイラルが発生する。
なんらかリスクの兆候になるような小さなミスや
齟齬があった場合、何より早くそれを取り上げ、
俎上に載せ、討議し、新たな仕組みや動き方を
創りだすという反復運動。
これが病児保育に携わる組織に不可欠の、運営要件
なのではないか。
翻って自分自身率先してそれがやり切れているか、と
いうとまだまだ心もとない。
限られた時間の中、まな板に載せるものの
優先順位をつけ、現場の人間を巻き込みながら
制度設計を次々と行っていかなければならない。
新規のプロジェクトを行いつつ、本業の組織の永久
運動を欠かさず行っていくこと。
自分自身がそういう意識を常時持ち続けるのと共に、
権限委譲の明確化を行って、スタッフ自身がこの
永久運動をまわし続けられるようにしなければ
ならない。来週は超繁忙期の中、その仕組みづくりに
取り掛かろう。
この記事へのコメント
はじめまして。僕は愛知県の公立保育園で働いている27歳です。コメントではなくて、病児保育についての事業をこれから始めようと考え、情報を集めている時に僕が考えている事と似ているフローレンスの活動をより詳しく教えてもらいたく、メールを送ります。やる気しかない僕ですが、いろいろと相談に乗ってもらえませんか。お願いします。
Posted by ミツオカタカユキ at 2007年03月25日 15:53
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