というわけで、台東区に新たな「おうち保育園」をオープンします。
以下、プレスリリースの転載です。台東区の小規模保育導入にあたっては、女性議員である本目さよ議員を始めとして、党をまたいで多くの志ある方々の尽力があったそうです。ここに感謝の意を表したいと思います。
---以下プレスリリース----
認定NPO法人フローレンス(東京都千代田区 代表理事:駒崎弘樹、以下、フローレンス)は、2013年4月1日に待機児童問題解消のためのミニ保育所「おうち保育園新おかちまち」を東京都台東区三筋にオープンすることを発表しました。
フローレンスは、これまでにおうち保育園を東京都内、神奈川県横浜市に延べ9園開園してきましたが、東京都台東区では初めての開園となります。
この「おうち保育園新おかちまち」、台東区で初めて開園することになりましたが、その背景には待機児童問題に悩む台東区議会議員の方が、おうち保育園を視察され、このモデルの可能性を感じていただき、熱心に台東区に働きかけてくれたことにあります。そして、定員9名のところ、50名弱の応募があり、依然待機児童問題は根深いものと感じました。
また、これまで保育所は定員数が20名以上いなければ認可されない仕組みでしたが、先の国会で通過した「子ども子育て支援法」により、20名未満の保育所が「小規模認可保育」として制度化されることが決まりました。おうち保育園はこの制度改正のモデルとなった事業です。これによって、待機児童解決に向けて、ようやく道具が整い始めてきたと言えます。
現在、広がりを見せている小規模保育。横浜市では、「NPOなどを活用した家庭的保育事業」として積極的に取り入れ、横浜市の待機児童はほぼゼロになったと発表しています。都内でも、品川区でフローレンスが運営するおうち保育園3園を含む8園を開園しているのを始め、この小規模保育を積極的に取り入れようという動きを見せています。今後もフローレンスは、小規模保育のパイオニアとして活動していき、全国の待機児童問題解決を目指します。
(おうち保育園公式サイトURL:http://www.ouchi-hoikuen.jp/)
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当記事はNPO法人フローレンス代表理事 駒崎弘樹の個人的な著述です。
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