2012年01月26日

秋入学も良いが、そもそも大学は4年ではなく5年行くべきである


若者を成長させる最大の食べ物は、挑戦だ。

スクリーンショット 2012-01-26 9.55.21.png

僕はそう信じている。

大学時代というのは、その挑戦を好きなだけ食べられるテーブルについている時間だ。

挑戦なんていつだってできるじゃないか?君はそう言うだろう。しかし、それは違う。
社会人になり、私たちは様々なものを背負う。会社のルールだったり、先輩の顔だったり、住宅ローンだったり。

そして人々は言うのだ。「いつか挑戦しよう」と。「もっと経験を積んだら」「もっとスキルが身についたら」「もっと●●」。しかし多くの場合、そのいつかはやってこない。

リスクが怖い、と人は言う。では大学の時に挑戦するべきだ。
なぜ?

それは大学生にリスクなんて無いから。失敗しても、成長の糧になる。こけても借金を背負うわけじゃない。恥だってかいても許される。

しかも今の大学生には、僕達の時代になかったものがある。

「休学」だ。

大学生という身分でいながら、挑戦にフルコミットできる。こんな良い機会、使わないでどうするんだい。

僕の時代には、休学しようが大学は授業料を求めてきた。親にこれ以上の迷惑をかけられないと思った僕は、大学はそこそこに、挑戦をした。そして大学在学中にITベンチャー経営者になった。ITベンチャーは天職ではなかったけれど、あの時の経験があったから、今NPO経営者として100人の従業員を食わせていけているのだと思う。

でも今は、多くの大学が休学中の授業料を減免してくれる。(国立は全額免除、私立でも例えば早稲田は在籍料5万円だけ。)

なんていう時代の変化だろう。あと10年遅く生まれたかった。
挑戦し放題じゃないか。

大学の頃に、週5で一つのことに打ち込んで、キャンパスでは得られない濃密な経験のシャワーに打たれた後に、君は君であって、君でないものになっている。
狭かった視野は広がり、目線はあがり、自分の中にどれだけ素晴らしいものが埋まっているか、気づくだろう。

その可能性の扉を開けて欲しい。

このイベントは、君の心の背中を押すだろう。そして君は、君の扉のドアノブに手をかけるんだ。
会場で会えるのを、楽しみにしている。


●戦略的休学のススメ2012
http://www.etic.jp/kyugaku/


--

------------------------------
当記事はNPO法人フローレンス代表理事 駒崎弘樹の個人的な著述です。
PCサイト http://www.florence.or.jp/
携帯サイト http://www.florence.or.jp/m/index.htm

病児保育で困っている、サービスを希望するという方は、
こちらのフローレンス本体のページから、お申し込み下さい。http://www.florence.or.jp/

我が子が待機児童になってしまって困っている方は、
「おうち保育園」でお預かりができるかも知れません。
http://www.ouchi-hoikuen.jp/

フローレンスのサービスエリアは東京23区の足立区/板橋区/江戸川区/江東区/品川区/渋谷区/新宿区/杉並区/墨田区/台東区/中央区/千代田区/豊島 区/中野区/文京区/港区/目黒区/荒川区/大田区/世田谷区/葛飾区/北区/練馬区 に加えて、千葉県浦安市・市川市・神奈川県川崎市・横浜市です。

ひとり親への超安価な病児保育サービス「ひとり親パック」に共鳴し、寄付を
して下さる!という方は、下記のフォームでお申し込みください。
http://www.florence.or.jp/corp/fr/fundraiser/

被災地の中高生向け学習支援「希望のゼミ」に共感し、寄付をして下さる!という方は、下記のフォームでお申し込みください。
http://kibounozemi.jp/support.html

外で遊べない福島の子どもたちに屋内公園を提供する「ふくしまインドアパーク」に協力したい!という方は、下記のフォームからお申し込み下さい。
http://www.facebook.com/fukushima.indoorpark?sk=app_172678112819575

ワークライフバランスや男女共同参画、ソーシャルビジネスについての
講演を依頼されたい企業、自治体、メディアの方々は
↓からお申し込み下さい。
http://www.florence.or.jp/inquiry/form1/ask_kouen.htm

フローレンスへのインターンを希望される学生は、
NPO法人ETIC.の細田さん宛にご連絡頂ければと思います。
http://www.etic.or.jp/


いつもご支援頂き、誠にありがとうございます。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。


-----------------------------------------------------------

posted by 駒崎弘樹 at 09:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | お仕事で書いた文章 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。