「制度はあれど、そんな雰囲気じゃないっすよ」
僕は経営者だけど育休を取ったよ、というと、自分にはできない理由としてよくこう言われます。
しかし「そんな雰囲気」が最初からある職場のほうが稀です。
そして「そんな雰囲気」を自ら創りあげていった先輩が、自らの試行錯誤をオープンソースとして提供してくれました。
外資系IT企業につとめる男性社員の育休日記！
育休前、上司へのプレゼンも大事？テンプレ公開します。
http://its-blog.seesaa.net/article/226126693.html
いちのすけさんは、某大手IT企業で育休取りたいプレゼンを行い、職場の理解を得ました。
どうせ話しても分からない、ではなく、理解を得るために徹底的に努力する、という姿勢こそ、私達が学ぶべきとこではないでしょうか。
今後続々といちのすけさんのような方々が自らの職場において「そんな雰囲気」ない中で育休を取っていき、そして自分の体験やノウハウをオープンソース化していくことで、男性の育休は燎原の火のごとく広がっていくことでしょう。
それでもうちは「そんな雰囲気」ないから、という方は無理強いしません。
しかし育休を取ることで、社会を変える変化に自らなれるなんて、ワクワクする時代じゃないですか。
そして息子や娘たちが僕達の年になった時、「そんな雰囲気」があるか否かは、「今の」我々の行動にかかっているのですから。
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当記事はNPO法人フローレンス代表理事 駒崎弘樹の個人的な著述です。
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