2006年07月20日

【日記】「チェンジメーカー」渡邊奈々さんを囲んで

昨日の若手社会起業家の集まりのことを詳しく話したい。
それは取りも直さず、事業によって社会問題を解決
しようとする新しい世代が生まれつつあることを
示してくれるであろうから。

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チェンジメーカーという本を出された渡邊奈々さんが
アメリカからこちらに来ていたので、飯でも食いましょう
ということになった。チェンジメーカーは、アメリカの
社会起業家を紹介した本で、中のデザインやタッチの
かっこよさもあり、僕の周りでは多くの人間が
読んでいた。


せっかくだから、僕の友人である日本の若手社会起業家を
奈々さん紹介しよう。アメリカだけじゃなくて、日本に
だって「事業で社会問題を解決する」人材層は育ちつつ
あるのだ。

そんな風に思い、大勢での人付き合いの苦手な自分としては
珍しく、パーティーを行った。

場所は恵比寿のCabriolet(カブリオレ)。大学時代の先輩が
立ち上げたお洒落なバーである。
ちなみにここはカウンターの席に幌(ほろ)がついていて、完全に
二人きりの空間が創れるなど、口説けるための嗜好が
徹底的に尽されている。



店長のチョクさん曰く「ここで口説けないなら、どこに行っても
だめ」なお店を目指したという。
カップルの皆さん、ぜひ行かれたし。
ちなみに僕には今だ幌を使うチャンスは来ていない。


参加者を紹介したい。

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右下はKompositionの寺井くん。Kompositionは渋谷を
中心に挑戦する若者を応援するNPOだ。
例えば絵の才能のあるやつらに、グラフィティといって、
街の壁に絵を描かせてあげる。落書きで汚れた壁を綺麗にして、
真っ白に塗ってキャンバスにするのだ。
若者は才能が見いだされ、アーティストとして育っていく。

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前列真ん中は、NPO法人かものはしプロジェクトの村田さやか
さん。カンボジアの少女買春に衝撃を受け、彼女たちにIT職業訓練を
施し、日本から取ってきたIT案件を手伝ってもらい、経済的自立を
達成してもらうような事業を行っている。

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左下のアホ面が自分。

僕の後ろが桑野さん。ITベンチャーのGaiaxで、NPOの寄付
ポータルサイトを立ち上げようと頑張っていらっしゃる方だ。
ご自身も大学を休学されて一年間アジアのNGOでインターンして
いたという気合いの入った女性で、外見の華奢な印象を
良い意味で裏切ってくれる。
NPO向けに無料でブログポータルも提供していて、ベンチャーの
CSRの業界の突端にいる人であろう。

その隣が石戸奈々さん。NPO法人CANVASというこどもの創造性を
最大限に伸ばすためイベントやワークショップを行っている団体の
トップをしている。

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彼らのこどもイベントの内容は濃い。東京大学に協力してもらい、
こどもたちに映画を撮らせる、なんてこともされていて、
こども達はチームを組んで撮影し、PCで編集まで行う。
それを大学生のボランティアがサポートしていったりするのだ。
そういった活動をそれこそ山のようにやっている彼女たちだが、
彼女は東大→MIT(マサチューセッツ工科大学)というキャリアを
辿ってきた超優秀な人なんだが、世間的な期待は裏切り、NPOの
世界で細腕一本で生きていっている、すごい方だ。

右上は一橋の学生の松田さん。一橋のコミュニティビジネス起業論に
影響を受け、不動産屋をやっている実家に協力してもらって
企業内託児所を創りたいのだという。いや、あっぱれ。


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僕の隣の女性が渡邊奈々さんで、今日の主役。その横にいるのが、
かの有名な金子郁容先生。慶應大学教授であり、SFCに
ソーシャルイノベーション学科を創った人だ。以前から
ボランティア論の大家で、政府の様々な審議会でも大活躍な
人だ。弊社フローレンスのアドバイザーも勤めていて
下さっている。


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僕の隣りが(株)マザーハウスの山口絵里子社長。
若干24歳にも関わらず、高付加価値なフェアトレード
商品の販売によって途上国を支援する事業をされている
パワフルな女性だ。(バッグは本当に可愛い)
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初めてお会いしたのだが、「駒崎先輩!(たまたま大学の後輩)
御噂よりも全然かっこいいんですね!!」
と声をかけてくれ (というかどんな噂なんだよ 笑)
なんというか、この子だったら応援してあげたくなるよね、
というオーラを持っていらっしゃる人だ。

僕の後ろが、東京財団の内田さん。東京財団は今後社会起業家を
応援するとがった団体になっていくとのこと。素晴らしい。
ちなみにフローレンスを立ち上げる際は、東京財団から研究
委託を受け、研究をしながらビジネスプランを確立して
いった。あの時の支援がなかったら、今の自分はいなかっただろう。
当時の研究助成担当者が、彼女であった。

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そして(株)JAM西本千尋代表取締役だ。まだ23でありながら、
全国の主要商店街を結び、広告を取ってきて、そのお金で
まちづくりの資金を創っていく事業を行っている。
最近はフリーペーパーを発行したり、ビデオポッドキャスティング
を通してまちづくりに関するネタを出していっていて、
どんどんメディアを創り出していく才能があるっじゃないかと
思う。


そんなような方々が来てくださり、会は本当に盛り上がったのだった。


自分はともかくとして、この人達は本当に日本の「チェンジ・メーカー
(変化を創る人)」
であり、こういった人材がどんどんとでてきて、切磋琢磨し合って
いけたら素晴らしいんじゃないかなと思う。

そしてアメリカのように分厚いNPO人材が生まれるような輝かしい実績を、
僕たち自らが、自ら生み出して行かねばならないのだ。






posted by 駒崎弘樹 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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[雑談]「チェンジメーカー」渡邊奈々さんを囲んで
Excerpt: この場を借りてフローレンス駒崎くんに大感謝雨アラレ。すごく有意義というか、そもそもすごい濃度でした。だって、NPOとか社会起業した人と、関連の研究者・メディアその他、という2種類の人しかいないわけで...
Weblog: KOMPOSITION代表・テライマンblog
Tracked: 2006-07-23 03:27