2002年05月13日

2002年5月13日

親愛なるDavid Jensenに

僕は君に向けて、日々何かしら言葉を伝えていきたいと思う。

それは僕のホストブラザーであった君が将来伝導師として日本に来た時に、日本語で困らないように、と思ったからなんだ。

つまりは僕のこのメッセージが、何かしら君にとってのテキストのようなものになれば、と思っているんだ。

もちろん君はそれ相応の語学教育を受けて、
日本語の読み書きについては問題なくなるようにはなるのだろうけど、やっぱり自分に向けて発せられることを読むほうが、ぎこちない (不自然な、という意味だよ)「楽しい日本語」みたいなものを読むより、よっぽど君にはあっていると思うんだよね。

君にはアメリカで随分作文の時に手伝ってもらったから、今度は僕が君の役にたつ番かな、と思うんだ。
もちろんなるべく正しい日本語を使うように心がけるし、ちょっと小気味の良い言い回しなんかも使うようにするよ。ただ、飽き性 (飽きやすいという意味)なので、いつまで続くか、ってのは全く保証できないのだけれど・・・。

とにかく2,3日に一度は君に向けて僕が思ったことや、行ったことを報告していきたいと思う。
そして、僕は僕で、君に恥じないような毎日を作っていけたら、と思っているんだ。
言葉にして君に送ることで、僕は僕の人生に対しての誠実さを証明できたら、なんて思っているよ。

いつかこの言葉たちが君のもとに届くこと
を期待して、書き始めてみようと思う。


心をこめて
弘樹

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posted by 駒崎弘樹 at 10:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 昔の日記(過去blog倉庫) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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