2010年11月16日

【大手小町】赤ちゃん語実験


娘はまだ生後2カ月なので、「あー」とか「うー」とかしか喋らない。
しかし、その意味不明な言語に規則性があるのではないか、ということにふと気付いた。

妻がおっぱいをあげたりしている時には、「あうー」と言うことが多い。
一方僕がミルクをあげたり抱っこをしている時には「うっくー」と言うことが多いような気がする。

妻と申し合わせて、「あうー」と「うっくー」の発言回数を数えてみる実験を行ったところ、確かに無視できない偏りがあった。

だとすると、これは
「あうー」=ママ
「うっくー」=パパ

なのではなかろうか!?

その仮説のもと、「あうー」と呼び掛けられたら妻が対応し、「うっくー」と言ったら僕が相手をする、ということをしばらくの間、やってみたのであった。

そうしたある日の朝。
僕がいつものように「おはよー、さらー」と娘のほっぺたをツンツンとしたら、彼女は微笑みながら、そして「うっくー」と確かに僕に言ったのだった。

僕は感激した。この子は明確に僕を認識し、彼女なりに一生懸命僕に呼び掛けている。ついこの間まで世の中に存在していなかったくせに、今は僕の存在を確かに認識しているのだ。

泣きそうになりながら、娘を抱き締め、頬ずりした。
そうだよ、僕は君のパパだよ。もう一度ぎゅっと強く抱きしめる。

僕のまなざしを受けながら、娘は僕をじっと見て、再び声を発した。




「あうー」


・・・規則性ないじゃん!


娘とのコミュニケーションの日々は続く。


----------------------------------------------------------------
当記事はNPO法人フローレンス代表理事 駒崎弘樹の個人的な著述です。
PCサイト http://www.florence.or.jp/
携帯サイト http://www.florence.or.jp/m/index.htm

病児保育で困っている、サービスを希望するという方は、
こちらのフローレンス本体のページから、お申し込み下さい。http://www.florence.or.jp/

我が子が待機児童になってしまって困っている方は、
「おうち保育園」でお預かりができるかも知れません。
http://www.ouchi-hoikuen.jp/

フ ローレンスのサービスエリアは東京23区の足立区/板橋区/江戸川区/江東区/品川区/渋谷区/新宿区/杉並区/墨田区/台東区/中央区/千代田区/豊島 区/中野区/文京区/港区/目黒区/荒川区/大田区/世田谷区/葛飾区/北区/練馬区 に加えて、千葉県浦安市・神奈川県川崎市です。

ひとり親への超安価な病児保育サービス「ひとり親パック」に共鳴し、寄付を
して下さる!という方は、下記のフォームでお申し込みください。
http://www.florence.or.jp/corp/fr/fundraiser/


ワークライフバランスや男女共同参画、ソーシャルビジネスについての
講演を依頼されたい企業、自治体、メディアの方々は
↓からお申し込み下さい。
http://www.florence.or.jp/inquiry/form1/ask_kouen.htm


フローレンスへのインターンを希望される学生は、
NPO法人ETIC.の細田さん宛にご連絡頂ければと思います。
http://www.etic.or.jp/


いつもご支援頂き、誠にありがとうございます。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。

-------------------------------------------------------------
posted by 駒崎弘樹 at 18:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | お仕事で書いた文章 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がない ブログに表示されております。