2010年11月04日

【献本御礼】書評「ママのための子育てツイッター入門」で脱「孤育て」


最近「孤育て」という言葉がある。

ママのための子育てツイッター入門
ママのための子育てツイッター入門内海 裕子

おすすめ平均5つ星のうち4.5
5つ星のうち4.0ツイッターを始めたいママに。
5つ星のうち5.0子育て真っ最中の著者が綴った、分りやすいツイッター活用本。


Amazonで詳しく見る by AZlink


確かに父親の子育て参加が進んだとはいえ、日本はまだまだだ。
男性の育児休暇取得率は1.23%。12.3%ではない。1.23%だ。

さらに男性の家事・育児平均時間は0.48時間。アメリカやスウェーデンが
ともに3時間を超すにも関わらず、その6分の1程度。


6歳未満児のいる男女の育児、家事関連時間.png

*ちなみに男性の家事育児時間が長いほうが第二子以降の出生割合は高い

男性を責めるだけでは構造を見誤る。日本のお家芸「長時間労働」という
構造を。下のグラフでわかるように、日本は世界最悪の長時間労働大国である。

2010y11m03d_193749919.jpg

にもかかわらず(というかだからこそ)生産性は先進国最低レベルなのだが。
生産性の低さを長時間労働でカバーし、それゆえ時間あたり生産性は
下がる、という負のスパイラル。

2010y11m03d_193809265.jpg

男性は夜遅くまで家に帰ってこず、家事育児の負担は女性にのしかかる。
しかも昔のような専業主婦はもはやマイナー化しつつある。女性も男性
同様働きながら、そして家事育児を担当するのだ。
これが「孤育て」を生み出す背景となる。

もちろん、働き方革命や結果としてのワークライフバランス実現等、私たちに
やるべきことは多い。
しかし、そうした変化には時間がかかる。その間、孤育てに憂鬱になるママたちが
助け合えるツールが必要だ。それがTwitterである、というのが本書の主張。

わかりやすくTwitterの始め方や使い方が書いてある。これさえ見れば、これまでTwitterに
二の足を踏んでいたママたち、いやママたちでなくとも、気軽にTwitterを始められるのでは
なかろうか。

ちなみに僕もTwitterには助けられている。保育の専門家とは言え、初めての子育てには
戸惑うこともいっぱい。オチのないつぶやきに、多くの人が励ましのコメントを寄せてくれる。
Twitterで昔の友人と再会することもできた。
Twitterで知らない人と議論し、多くの学びを得たこともあった。
Twitterで心ないことを言われることもあるが、励まされることの方が何倍も多い。

たかがネット上のコミュニケーション。でもネットの向こうに生身のあなたがいるなら、
それは立派なコミュニケーションだ。

Twitterで孤育ての悩みが少しでも解消されますように。
そしてその間に、僕は孤育てを生み出す社会構造の変革に全力を捧げたいと思う

ママのための子育てツイッター入門
ママのための子育てツイッター入門内海 裕子

おすすめ平均5つ星のうち4.5
5つ星のうち4.0ツイッターを始めたいママに。
5つ星のうち5.0子育て真っ最中の著者が綴った、分りやすいツイッター活用本。


Amazonで詳しく見る by AZlink


----------------------------------------------------------------
当記事はNPO法人フローレンス代表理事 駒崎弘樹の個人的な著述です。
PCサイト http://www.florence.or.jp/
携帯サイト http://www.florence.or.jp/m/index.htm

病児保育で困っている、サービスを希望するという方は、
こちらのフローレンス本体のページから、お申し込み下さい。http://www.florence.or.jp/

我が子が待機児童になってしまって困っている方は、
「おうち保育園」でお預かりができるかも知れません。
http://www.ouchi-hoikuen.jp/

フ ローレンスのサービスエリアは東京23区の足立区/板橋区/江戸川区/江東区/品川区/渋谷区/新宿区/杉並区/墨田区/台東区/中央区/千代田区/豊島 区/中野区/文京区/港区/目黒区/荒川区/大田区/世田谷区/葛飾区/北区/練馬区 に加えて、千葉県浦安市・神奈川県川崎市です。

ひとり親への超安価な病児保育サービス「ひとり親パック」に共鳴し、寄付を
して下さる!という方は、下記のフォームでお申し込みください。
http://www.florence.or.jp/corp/fr/fundraiser/


ワークライフバランスや男女共同参画、ソーシャルビジネスについての
講演を依頼されたい企業、自治体、メディアの方々は
↓からお申し込み下さい。
http://www.florence.or.jp/inquiry/form1/ask_kouen.htm


フローレンスへのインターンを希望される学生は、
NPO法人ETIC.の細田さん宛にご連絡頂ければと思います。
http://www.etic.or.jp/


いつもご支援頂き、誠にありがとうございます。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。
_______________________
posted by 駒崎弘樹 at 18:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。