弊社には一人親支援のためのサポート隊員(寄付会員)という制度があるのですが、先日からこのお金を払って下さっている方々に、更に業務を手伝って頂くということをしております。
金払ってもらって、更に手伝わせる、というある種の暴挙が寄付チームから出された時に、僕は渋い顔をしたのを覚えています。
「いや、代表と一緒に講演に行って、それをサポートする、というのは付加価値になります」と彼らは言うのですが、「まさか俺に会いたい人なんて、いないっしょ」と頑なにそのアイディアを拒んでいました。
しかしおっさん化した自分の頭が古いのかも、と思い、試しにやってみることにしました。
ということで今回、名古屋での講演のサポート業務をサポート隊員さんから募ってみました。
そうしたら、「この機会を待っていました」とのコメントと共に名古屋在住の伊藤さんがお手をあげて下さいました。
そして、当日会場での写真撮影やプレゼン準備等、精力的にサポートして下さったのです。
伊藤さんからの感想が以下。
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スタート地点と、目指しているビジョンが、明確になっている駒崎さんと
フローレンスさんは、強いし、軸がブレないんだと改めて確認できました。
(冒頭の双子の母のエピソードなど。)
もっとこうすればよかったと、後になって思うこともいくつかありますが、
まずは、サポートをすることが出来たという事実が、何よりうれしく、
誇らしく感じる一日でした。
つき組(※)を続けて来てよかった!と、心から思える体験になりました。
機会があれば、是非、またやりたいです!!
(※サポート隊員には、おひさま組・つき組・ほし組とあります。)
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なんと。月々寄付して下さっているにも関わらず、更に貢献したいと思って下さる方がいようとは。
しかも驚きだったのは伊藤さんが
「こういう機会があるとモチベーション上がりますよね」と仰ったことだった。
貢献(関与)がモチベーションに繋がるのか、と改めて学ばせて頂きました。
僕は気を遣いがちなので、何か人に頼むのが割と苦手です。「あぁ悪いなあ」なんて思っちゃって、中々お願いできないのです。
しかし先日、異なる二人の友人の結婚式を体験して、講演サポートにも重なるあることに気がつきました。
ある友人の結婚式では、僕は出し物のリーダー的地位を与えられて、面倒くさいと思いながらも、一生懸命替え歌を歌い、得も言われぬ充実感を得ることができました。
もう一人の友人の結婚式は非常に立派な会場で出し物もプロが出てくる、大変にセンスの良いものでしたが、何と言うか僕は完全なる「お客さん」で、いてもいなくてもまあそんなに変わらないよな、ということで楽しくはあったのですが、心に残るものは不思議と少なかったように思います。
「居場所と役割」という言葉がありますが「役割」が「居場所」を作りだすんだなぁとしみじみ思ったわけです。その逆ではなく。
今回の講演サポートの意外な成功も、そうしたものの延長線上にあるのかも知れない、と思いました。
また、だとしたら、寄付がある種の「経験を買う(=役割を得て、居場所や充実感、学びを得る)」行為としても機能するのだとしたら、「単なるリターンなき出費」ではなく、「普通では経験できないことを経験できる投資」としても機能しうるのではないか、との思いに至ったのです。
NPO経営やっていても、分からなかった、いや頭では何となく知っていても体で理解することがなかったことを学ばせてもらえて、名古屋の伊藤さんには感謝です。そして既に頭の固いおっさんになってしまっている自分に常に新しいアイディアを投げかけてくれるインターンや若手スタッフに感謝。
※インターンの書いた講演サポート報告
http://florence.seesaa.net/article/144069221.html
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当記事はNPO法人フローレンス代表理事 駒崎弘樹の個人的な著述です。
PCサイト http://www.florence.or.jp/
携帯サイト http://www.florence.or.jp/m/index.htm
病児保育で困っている、サービスを希望するという方は、
こちらのフローレンス本体のページから、お申し込み下さい。http://www.florence.or.jp/
フローレンスのサービスエリアは東京23区の足立区/板橋区/江戸川区/江東区/品川区/渋谷区/新宿区/杉並区/墨田区/台東区/中央区/千代田区/豊島区/中野区/文京区/港区/目黒区/荒川区/大田区/世田谷区/葛飾区/北区/練馬区 に加えて、千葉県浦安市です。
ひとり親への超安価な病児保育サービス「ひとり親パック」に共鳴し、寄付を
して下さる!という方は、下記のフォームでお申し込みください。
http://www.florence.or.jp/corp/fr/fundraiser/
ワークライフバランスや男女共同参画、ソーシャルビジネスについての
講演を依頼されたい企業、自治体、メディアの方々は
↓からお申し込み下さい。
http://www.florence.or.jp/inquiry/form1/ask_kouen.htm
フローレンスへのインターンを希望される学生は、
NPO法人ETIC.の細田さん宛にご連絡頂ければと思います。
http://www.etic.or.jp/
いつもご支援頂き、誠にありがとうございます。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。
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何故といわれると難しいのですが、人は、単純に、がんばっている人を応援したくなるのではないでしょうか。ましてやそれが、自分自身や、或いは自分のたいせつな人のためになることであるなら、なおさら放っておくことはできないと思うのです。たとえ「寄付」という形ですでに応援していても、それでもう十分と思うことはなく、他にもできることがあるならぜひ協力したいと思うのも自然なことかもしれません。
一児の親として、駒崎さんの存在は本当に貴重です。いろいろと障害も多いことでしょうが、駒崎さんが保育の世界に投じる石は、やがて大きな波紋を起こし、環境を大きく変えるかも知れません。みな、駒崎さんやフローレンスさんの「お世話になる」だけでなく、「応援したい」のだと思います。
もちろん、家庭や環境によって、できることとできないことがあります。でも、お金を出せる人はお金を出し、力を出せる人は力を出し、知恵を出せる人は知恵を出す、そんな精神で、それぞれができる範囲で駒崎さんに協力するなら、もっと大きな変化が起きると思います。ますますのご活躍をお祈りします!
身に余るお言葉。 涙が。 出ました。
本当にありがとうございます。
次の機会がありましたら、よりよいサポートが出来るよう、更に努力してまいります。
この企画、アイディアを出してくださった寄付チームのスタッフの皆様。
事前の調整準備から、事後のあれこれまで、丁寧に対応してくださった事務局スタッフの皆様。
本当にありがとうございました。
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駒崎さんのご指摘にある通り、寄付が明確な意志と信託を伴うものなら、「単なるリターンなき出費」にとどまらず、「普通では経験できないことを経験できる投資」なのだ、ということを、身をもって体験できました。
配当のひとつは、自身の行為に対する大いなる自信と誇りです。大いなる自己肯定感に浸ることが出来ました。
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駒崎さんの講演のサポート業務をやってみたいと思っている方。
はたして自分に勤まるだろうかと迷っている方。
もしいらっしゃいましたら、どうぞ、思い切ってトライしてみてください。
本当にたくさんの、モノ、コトを、得ることが出来ます。
業務を完璧に出来なくても、駒崎さんやフローレンスのスタッフのみなさんは、きっと「ナイス トライ!」と言ってくださるはずです。
ありがとうございました。
いとうとしひろ
女性の顔にはモザイクがかかっているが、
・有名漫画誌の“ミス”を受賞
・DVDや写真集を発売し、ドラマや映画でも活躍
・忽然と芸能界から姿を消して数年
・関西弁でちょっと男っぽいところがあった
などの情報があり、さらに、胸元、太もも、背中のホクロが一致していることから、石坂ちなみに間違いないと言われている。
http://iszkcnmr.blog.so-net.ne.jp/
あびゃばばばば!!逆★援ってこんな稼げるんかい!!
今まで貧乏フリーターやってた俺バカすぎwww
つか始めて1週間で2人しか会ってないのに10万達成してもた(笑)
http://eden.d-ash.net/rjxiom6/
ボランティア活動を継続し続けることの難しさを身を持って経験したので、社会起業家が取り上げられることに希望を感じています。
社会貢献の関わり方が多彩であれば、たくさんの人が関われる可能性が出てきます。
京都や関西で何かある際は微力ですがお手伝いさせていただければと思います。
がんばっている人を人は応援したくなる。
その通りで、フローレンスの活動を応援しております。