2010年04月05日

コンクリートから子どもたちへ


この本には「『新しい公共』とは何か?」という問いの答えがあります。



しかしそれだけではありません。あなたはどのように新しい公共を担いますか?という問いかけをこの本から逆に私たちは問われるのです。

こども手当を一つを取ってもそうです。
世の中ではバラマキ批判一色です。いわく「馬鹿な親に配ったら、パチンコ代に消える」と。

これに対し、著者のひとりである鈴木寛文部科学副大臣は答えます。

鈴木「これは、国民を信用するか、信用しないかという話です。チーム鳩山は国民を信用しようという賭けにでました。有権者を信用する、日本の教師や親を信用する。これが基本です。
今まで、私達の社会は「不信」の連鎖だったわけです。有権者は政治家を信用しない、政治家は役人を信用しない、役人は市民を信用しない・・・(中略)。
これでは社会は良くはならないし、教育も良くならない。これを逆回しするには誰かが最初に踏み込まなければいけない。そうしたら、我々が最初に国民の皆さんを信じる・・・(後略)」


我々がもし彼の言うとおり信じられているのだとしたら、我々が選んだ彼らに、我々は何をすべきか。

「バラマキだよね、しょうもねぇ」とぼやくことでしょうか。

否。我々の手にある2万6000円を、少なくとも公益に資するためにはどう使うか、を考えることでしょう。

次世代を担う子どものために、子どもが読みたい本を買ってあげることかもしれません。あるいは積み立てて行きたい大学に行かせてあげることかもしれません。あるいは我が子以外の、我が子とは比べようもなく苛烈な状態にいる子ども達のために、一部を寄付に回すことかもしれません。

我々は子ども手当を如何に使うか、によって問われています。
想像の中のパチンコに使う親をけなしている暇があったら、お前がまともに使ってみろよ、と。

貴方が正しく我が子のために、あるいは日本の子ども達のために使うことによって、こどもを支える産業が育成されるだろう。寄付をすれば寄付文化と寄付市場が生み出されるでしょう。

コンクリートから子どもたちへ。その転換を起こすのは政治家ではありません。私達なのです。

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posted by 駒崎弘樹 at 08:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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