2009年10月09日

住民の8割が生活保護を受ける街から見える、日本の未来


「日本にもスラムがある」と言うと驚かれる人もいるだろう。


しかし横浜市寿町に行けば、それが現実だということを理解できる。
古くから日雇い労働者や路上生活者の町だった寿町。

その寿町は今や高齢者率50%、生活保護率80%という、驚異的な福祉の街に変わっているという。

とはいえその中身は悲惨だ。3日に1度高齢者が死んでいく。死そのもののことではない。人生の最期を、たったひとりで迎えて死んでいくのだという。

2050年には日本人の4人に1人が高齢者になる。ある意味今の寿は、将来の日本を映し出す映写機ではあるまいか?

その現実に、私達は如何に立ち向かっていけば良いのだろうか。
当セミナーで、ヒントが得られるに違いない。

http://www.academyhills.com/school/detail/tqe2it00000a8ate.html

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将来への不安が募る日本社会で、日本の縮図である横浜での取組みをケースにこれから必要とされる新たなセーフティネットの形を4回のセミナーシリーズで模索する「シリーズ横浜の現場から」。

第2回の本セミナーでは、大病院の循環器内科部長を辞め、横浜市の寿地区にクリニックを開業して日雇い労働者や路上生活者の治療に取組むと同時に、彼らの衣・食・職・住の面でも支援するNPO法人「さなぎ達」の理事長を務める山中修氏にご登壇いただきます。

横浜の繁華街の一角、華やかな元町や中華街に隣接する寿町にはドヤ(簡易宿泊所)が立ち並び、かつては働き盛りの日雇い労働者の街として騒然としており、日本の三大ドヤ街と呼ばれていました。そんな寿地区も高齢化が著しく、現在は住民の9割以上は単身男性で、2人に1人は60歳以上であり、さらに約8割が生活保護を受けている福祉の街へと変貌を遂げています。

3日に一度の頻度で孤独死が生じる寿の現実に日々向き合っているという山中氏。
家族・家庭という絆を持たず、社会との関わりを失ったまま孤独に死んでいく彼らの死は、山中氏が理想とする家族に看取られる死とは対極のものであり、改めて死のあり方について考えさせられるといいます。

なぜ、このような問題が平然と起きているのだろうか?
「尊厳ある穏やかな死」を迎えるにはどのようにすれば良いのだろうか?
この問題は、寿のみの地域特有な問題として、見過ごしていいのだろうか?

高齢化が進み、未婚者が急増しているいま、社会的なつながりを失った高齢者の孤独死は、
実は、日本のいたるところで起こっている問題なのです。

講師はこの寿と関わって10年の医師。
医師の視点から、また「寿のおくりびと」としての立場から、寿の現状と山中氏たちの取組み、そして寿にとどまらない高齢化・孤独化する日本社会の問題点と今後のあり方について論じます。

また、山中氏が理事長を務めるNPO法人「さなぎ達」は、平均300円で定食が食べられる「さなぎの食堂」や、いつでも誰でも過ごせる憩いの場である「さなぎの家」を運営しています。
「さなぎの食堂」では市内のコンビニエンスストアと提携し、販売時間は過ぎたけれども、消費期限までに時間のある食品を譲り受けることによって安く食事を提供し、コンビニエンスストアにとっては社会的責任(CSR)の一環となるというWin-Winの関係を築いているだけでなく、食堂での雇用を通じて職業訓練の場を提供するという機能も担っています。

「さなぎ達」の取組みから、独居高齢者を支えるためにどういう社会的支援や仕組みが必要なのかを探ります。

http://www.academyhills.com/school/detail/tqe2it00000a8ate.html

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当記事はNPO法人フローレンス代表理事 駒崎弘樹の個人的な著述です。
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