全国で講演していますが、若い人に話すのは一番楽しいですね。
100人来たら、おそらくその中の1人もしくは0.5人くらいが将来何かを「やる」やつになってくれるんじゃないか、という希望を持てます。
僕は100人に話しつつ、その1人に語ります。
まだ見ぬ、その1人に。
昔ユニクロの柳井社長がSFCに来て講演して下さり、僕は彼の話を聞きました。後日日経新聞の記事で柳井社長は「先日某有名私立大学で講演したが、この中で実際に起業するやつなんて1人もいないだろう、という印象を受けました」という酷評を頂きました。
当時彼の講演を見に行っていた中で、その時点で既に学生起業しているやつが僕を含めて3人はいて、その後起業した人間は聴衆の生徒の中でも5人程度はいたのではないかと思います。
彼が何を見てそういう発言をしたのかはいまだに分かりませんが、僕はこういう経営者にだけはならないようにしよう、という得難い教訓を得ました。
つまり若者の可能性を過小評価する、ということだけは決してしまい、と。
メッセージを発し、例えそのメッセージに情熱的な対応が返ってこなかったとしても、それがその若者の心の湖面に、静かな波紋を広げているかもしれない。そう思うようにしています。
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イベント
2009.10.01 社会起業家育成講座 駒崎弘樹氏講演会の開催
http://www.koeki-u.ac.jp/index.html
社会起業家育成講座 駒崎弘樹氏講演会
「社会起業家」とは、社会的な課題をビジネスの手法と起業家精神をもって、創造的に解決しようとする人たちのこと。
その運営形態もNPO、株式会社、有限会社など、多岐に渡ります。近年は特に、20代、30代の若い世代を中心に「社会起業家」という生き方への関心が高く、たくさんのメディアでも取り上げられています。
2009年、東北公益文科大学・日本政策金融公庫・山形県が協働して立ち上げた「社会起業家育成研究会」では、「社会起業家」を育成し、また支援していくことを目的に、今年度「社会起業家育成講座」を開催します。
第一弾として、日本の若手「社会起業家」としてトップランナーである、NPO法人フローレンス代表理事の駒崎弘樹氏をお招きし、『「社会を変える」を仕事にする』と題して、ご講演いただきます。
市民のみなさまや学生の「社会起業家」への理解を深め、挑戦しようという人たちを育成することを願っています。
テーマ : 「社会を変える」を仕事にする 〜 サステナブルな事業を通じて社会変革を 〜
講師 : 駒崎 弘樹 氏 ( NPO法人フローレンス代表理事 )
日時 : 2009年10月1日(木) 18:00開場、18:30開演
会場 : 東北公益文科大学酒田キャンパス 公益ホール
( 山形県酒田市飯森山3-5-1 )
参加費 : 無料
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当記事はNPO法人フローレンス代表理事 駒崎弘樹の個人的な著述です。
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