フジテレビの「ワッツ!?ニッポン」(土曜日9時55分〜)
にてフローレンス及び病児保育について放送して
頂けることになった。28日、つまり明日なのだが、
とても嬉しい。
病児保育はテーマも地味だし、「保育の闇」がゆえに
これまでスポットライトが当ってこなかった。
しかし、認知なくして問題解決もない。
病児保育問題解決を通して、子育てと仕事と自己実現も
全部選べる社会を創りたいフローレンスとしては、
問題そのものをプロモーションしていかねばならない。
こういった活動は、海に小石を投げ続けることに似ている。
小さな波紋は見て取れる。しかし波紋が広がったら、
海面はこれまでのように鏡のように平らだ。
だから、小石を投げ続ける。投げ続けるうちに、
興味を持った隣人が、一緒に石を投げることを手伝って
くれる。隣人の友人も、面白がって投げてくれる。
そのうち知らない人たちも、そこでは石を投げるのが
マナーだと思って、参加してくれる。
そうすることによって、波紋はさざ波に、
そして大きな波に変わり、うねりを描いて
強固だった古い大きな防波堤を押し流し、
新しい海流が入ってくるのだ。
病児保育というマイナーな、けれども人口減少
社会のキーワードともなる言葉が、メディアの
小石によって波を起こすことを、心から期待したい。