2009年07月16日

「働き方革命」読者の方からの革命レポート

拙著、「働き方革命」の読者の方で、なおかつ六本木TSUTAYAでのトークライブにも来て下さった方から、革命レポート。

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7月3日の六本木イベントでお世話になりました板橋です。
その後、7月7日(火)、妻(学生)が夜から用事があったため、
私、5時半に会社をでまして(定時は17:15)、6時半過ぎに子供を迎えにいきました!
妻の方で夕飯をもたせてくれており、迎えにいくまえに食べていましたので、
結局暗くなるまで1時間ほど、預けているマンション前の滑り台とちょっとした小山をひたすら往復する遊びをしました。
明るい時間に帰ること自体、心身によいものですが、子供と遊べて非常に喜ばしい経験をしました。

日本のサラリーマン男性は、女性による子育てがいかに決して楽なものではなくて大変かを知らずに知ろうともせずに押し付けているわけで、
その部分での意識変革は容易ではないと思うのですが、
早帰りの日を設けて、晴れてるうちに帰り、子供と何らか遊んだりすれば、
仕事と家庭についての考えが少し変わるようにも思います。
考え方を変えるところからはじめるというよりも、具体的な行動をする機会を通じて、少しずつ既成概念を崩していく。一人一人の体験的な実感が大事だと改めて思いました。

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確かに、「意識を変えよう」というスローガンは、耳あたりが良いんだけども、十行が難しい。それよりも「行動を変えよう」の方がシンプルで、パワフルだ。
一見「意識が変わる」から「行動を変える」ように見えるんだけども、実は「行動を変える」ことで「意識が変わる」んじゃないか?と仰るのが、拙著を2回も取り上げて下さった小飼弾さんの紹介する「受動意識仮説」

以下、引用。
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我々のほとんどは、何かをする時に、まず「何かをしよう」と意識し、それを行動に移すのだと考えている。これが、能動意識仮説。ところが、最近その逆と考えた方がつじつまがあうという研究成果が多く出されてきた。まず行動があり、意識はその後で「実はそうしたかったのだ」と思い込むというものだ。これが受動意識仮説である。

詳しくはこの「脳の中の「私」はなぜ見つからないのか?」なり「進化しすぎた脳」なりを読んでもらうとして、深く考えていけば行くほど怖くなるこの受動意識仮説をあえて浅くとらえると、こうなる。
やる気があるからやるんじゃない。やったからやる気が出るのだ

朝礼とかラジオ体操とかには、案外重要な意味があることになる。やる気はやらなきゃ出ないのだから、とりあえず体を動かしてしまうというわけだ。脳のリハビリで手足を動かすのも、然り。

「やる気」がある人というのは、実は例外なく「とりあえず手足を動かす」を実践しているようだ。レポーターはメモを取らずにいられない。絵描きはスケッチせずにはいられない。そしてプログラマーはエディタを起動せずにはいられない。

そうやって手足を動かしていくうちに、やる気なるものが出てくる。この「動作」が「意識」に変わるのにはある程度タイムラグがあって、このタイムラグの間に動く分の「余計な動作」というか「捨て動作」とでも言える動作が、実はやる気には欠かせない。

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弊社は朝30分の「環境整備」タイムを取って、全社員揃って整理・整頓・清掃をやっているのだけども、やる前はものすごいダルいのだけども、やると不思議に一日を頑張ろう、と思ってしまう理由は、ここにあったのか、と。

働き方を変えるためには、意識を変えるのではなく、つべこべいわずに「やってみろ」ということであり、その体験の手触りこそが意識を変えていってくれるのではないか、ということを、板橋さんの小さな挑戦が教えてくれたのだった。

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当記事はNPO法人フローレンス代表理事 駒崎弘樹の個人的な著述です。
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posted by 駒崎弘樹 at 15:02 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めてコメントします。いつもブログ拝見しております。

この、やるからやる気が出る、という考え方ですが、須子はるかさんの「自転車ランプの法則」という本にも出ていました。

自転車のランプがつくのを待っていても、こぎださなくてはいつまでもランプはつかない。

こう言うと当たり前のことですが、例えば、「まわりにどう思われるか気になってものが言えない」、という人は多いです。それではいつまで経ってもものは言えない。
逆に、言いたいことを言えば、まわりのことは気にならなくなる、という発想です。

自分のやりたいことについてついいいわけを考えてしまうとき(お金がない、時間がない、など)この法則を思い出して、「つべこべ言わずにやってみる」ようにしたいと思います。

楽しみにしていますので、更新がんばってください。
Posted by 福家輝子 at 2009年07月21日 00:06
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