ある専門学校から以前フローレンスに依頼が来た。
病児保育を学生に教えてほしい、と。
そこで弊社の保育スタッフの森永さんにお願いし、彼女が
講師となって学生を教え始めた。
その専門学校の方からメールを頂いた。
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お世話になります。
東京医薬専門学校の●●です。
このたびは東京医薬の教育協力ありがとうございます。
森永先生のおかげで最近在校生へ実施の面談では
「授業が楽しい、面白い、わかりやすい」
という声がよく聞かれます。
本当にありがとうございます。
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と書かれており、追加で休日の体験授業もお願いしたい、という
ことであった。
病児保育は保育士を目指す学生たちの間でも、まだまだマイナーな
領域だ。ほとんどの学生が保育園に行き、病児保育に携わる人は
ごくごく一部だ。
そんな中、現場の喜びや楽しさを生徒たちに語ってくれる彼女の
ような人が出てきてくれたことを、本当に嬉しく思う。
彼女は耳に障がいを抱えている。一般の人よりも、相対的に聴力が
弱い。それを分かって採用した。内部に反対する人もいた。
僕も障がいを持っている人を採用するのは初めてだったので、
最初は迷った。人様の命を預かる仕事だから、何かあっては大変だ、と。
けれど関係なかった。彼女の努力の前では、そんなことは大した
問題ではなく、むしろ誰よりも適切な保育環境を創ってくれるように
なったのだ。
今では「まちかど保険室みなと」という施設の主任になってくれている。
こうした輝く保育スタッフがどんどんと出てくるよう、可能性を
開花してもらえるよう、どれだけ多くの想いと機会とコミュニケーション
を提供できるか、が経営者の仕事なんだろう。
それを改めて教えてもらった気がする。
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