2009年03月26日

百マス計算で馬鹿になる


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百マス計算でバカになる (光文社ペーパーバックス)

著者の寺脇研さんからご献本頂いた。

個人的には元文科省官僚の著者自身が「文化予算をゼロ」にしろ、と言って文化施設や文化政策に出す補助金を否定しているところに深く共感した。

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P41
文化は大事だが、それは税金を使わなくても自分たちで努力すれば盛んにすることができる。いや、税金を使ったりしない方が自由でのびのびとした文化活動が生まれるのではないだろうか。一方、医療や福祉は税金を使わなければできないし、また、緊急に人命にかかわるものである。

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として、公的補助金がジャブジャブ使われている施設を批判。
代わりに「文化を守りたきゃ、個人が金を出せばいいんだ」と寄付を奨励する。

ルネサンスを開かせたメディチ家しかり、相撲を支えたタニマチ、落語を支えた「おだん」、寺社を作った庶民の勧進。そうした自由な金の流通が文化を育む、と。

その通り。だからこそ、の「寄付税制」である。日本人に寄付の文化がない、なんて嘘だ。寄付を支える制度を作れば、必ず寄付市場は生まれる。政治家の皆さん、「寄付を経費で認めてくれ」である。

民主党のマニフェストでは全く目立たないが、なにげに寄付税制を謳っている。小沢党首がどうあれ、寄付税制の実現は日本の文化の、いや福祉を含めた社会保障や社会再生に大いに貢献する。

この5年以内に、何とか良き寄付税制が実現してもらいたい(し、そのために貢献したい。)同時に公共サービス改革を行い、行政と準行政で独占されている公共サービスを、自由で開かれたものにしたい。そうすれば、僕たちの次の代のNPO達は、僕たちが考えもつかないほどに活躍し、多くの人々を救えるだろう。僕たちは、彼らの捨石であり、礎石なのだ。

寺脇さん、「社会のための挑発」、ありがとうございました。

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posted by 駒崎弘樹 at 21:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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