2009年03月19日

まだ萎えていない若手公務員の方々に


仕事がらよく若手の公務員の方々に会います。


国家公務員でも地方公務員でも、若手は理想に燃えています。
官僚バッシングの中でも、自分たちの役割を変え、社会の役に立ちたい。
そういう思いを持った人々は、本当に多いです。

しかし年をとり、部下を持ち、管理職になり、としていると、いつのまに
理想もすり切れ、変化とリスクを嫌がるようになり、自分達がああはなりたくないと思っていた「上」になっていく、というパターン。

欧米のように官と民の間の流動性が高く、何年か公務員をやって、その後民間に出て、内閣が代わってまた公務員、というような回転ドア(Revolving Door)システムがあれば、そういった画一的なパターンを打破できますが、日本の場合は公務員は身分となっており、それはできずにいます。(公務員制度改革は骨抜き中。)

志を失わないで偉くなっていく方法が、彼らにはないのか。あります。それが「魔法瓶戦略」です。志や情熱が覚めないよう、魔法瓶に入れるのです。魔法瓶とは、異業種の志の高い人間達と議論し、熱く語れる場です。青臭いこともどんどんと話し、共有できるコミュニティです。

私の戦友(と呼ばせてもらいましょう)の財務官僚の池田洋一郎氏が、下記のようなネットワークを運営し、イベントを行います。

全国のまだ萎えていない公務員の方々。あなたの魔法瓶を見つけてみて下さい。このコミュニティは、ひょっとしたらその一つになるやもしれません。


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官民協働ネットワークCrossover21主催
異業種ディスカッション大会Vol.7
〜危機を乗り越えCHANGEを創り出す新時代の官民協働に向けて〜
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◇官民協働ネットワークCrossover21とは
官と民、営利と非営利、学者と実務家、専門家とジェネラリスト・・・
私たちの身の回りにある様々な目に見えない「壁」を乗り越え、
公の問題解決に向けて協働するきっかけを創りだす触媒、
それが官民協働ネットワーク Crossover21です。
職場から一歩はなれ、より広い視点で社会について考えたい、
日常の生活や仕事では出会うことのない人々と議論をしたい、
官民の壁、業種の壁を越えた将来の協働のきっかけを掴みたい、
社会問題の解決に向け「自分には何が出来るかだろうか?」を考え、第一歩を踏み出してみたい、
Crossover21の異業種ディスカッション大会は、そんな想いに応えます。

◇第7回ディスカッション大会の概要
2002年の立ち上げ以来、毎年恒例の「異業種ディスカッション大会」には
「好奇心」「向上心」「公共心」を持った100名を超える多様な人財が全国から集います。
 ●日時: 2009年3月28日(土) 13:30 受付開始
  □ 第一部(ディスカッション)14:00 〜17:50
  - 14:00-14:10 ご挨拶と問題提起 (Crossover21 スタッフ代表 池田洋一郎)
        〜官民協働ネットワークCrossover21が目指すもの〜
  - 14:10-14:30 ディスカッションの目的と進め方について 
         (Crossover21 スタッフ 佐藤正弘)
  - 14:30-16:30 ディスカッション(グループ・ワーク・セッション)
  - 16:30-17:30 各グループからプレゼンテーション
  □ 第二部(懇親会)18:15 受付開始、18:30 〜20:30 
- 場所:ベルサール西新宿Room4(都営大江戸線都庁前駅徒歩3分)
(※ 詳細は下記ウェブサイトをご覧下さい)
http://www.bellesalle.co.jp/bs_nishishinjuku/
●費用:第一部:2,000円、第二部:3,000円
●申込: 下記ウェブサイトの専用フォームからお申し込み下さい。
     http://crossover21.net
(※ 申込み期限は3月23日(月)ですが、定員(120名)に達し次第締め切らせて頂きます)

●お問い合わせ : contact@crossover21.net
  -当日連絡先 池田洋一郎:080-5872-0275
桜井順  :090-9011-7757

◇ 異業種グループ・ワーク・セッションについて
●大テーマ:危機を乗り越え"CHANGE"を創り出す新時代の官民協働に向けて
 ・お申込み時:希望するテーマを下記より2つ選択して下さい
       (人数調整の関係上、ご希望に添えない場合がございます)。
 ・当日一週間前:スタッフより参加グループをお知らせ致します。
 ・当日:
  @ 各グループで下記テーマについてディスカッション(2時間)
  A 各グループが全体に向けてグループ・ワークの成果をプレゼンテーション(1時間)
  B 参加者全員で「No.1プレゼンテーション」を投票。懇親会でNo.1グループを表彰
●グループ・ディスカッション・テーマ
  1. 政治:「日本の首相・大臣、替わり過ぎじゃないか!? 
       政治の質を高めるために私たちが出来ることは?」
  2. 経済:「グローバル競争に打ち勝ち、日本企業を元気にする
       イノベーションとは?」
  3. 金融:「危機に打ち克つ、Sustainableな金融とは?」
  4. 教育:「どうする初等教育?〜学校・保護者・地域〜」
  5. 食糧:「私たちは何を食べて生きていくのか?〜安全・担い手・自給率〜」
・各グループの人数が10名前後となるよう頂いたご希望を下にスタッフが調整致します。
・各グループではCrossover21のスタッフがファシリテーターを務めます。

◇官民協働ネットワークCrossover21 のこれまでの活動
 2002年の立上げ以降、Crossover21は年1回の異業種間ディスカッション大会の
開催やインターネット、メーリングリスト上の議論や情報交換、毎月のテーマ別
勉強会等を通じて、様々な分野の“人財”が出会い、協働のきっかけとなるよう
な場を提供しています。
 現在Crossover21には、ビジネス・パーソン、中央官庁・地方自治体職員、政治家、
 NGO職員、会社員、教師、医師、主婦、学者、弁護士、会計士、学生、発明家など、
 実に様々な分野で活躍している約500名が会員となっています。
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◇官民協働ネットワークCrossover21 第7回ディスカッション大会実行委員
 赤田剛史(保険会社)池田洋一郎(財務省)植木武志(商社)上村一郎(広告代理店)大谷竜(産業技術総研)川田慎也(防衛省)久保田崇(内閣府)坂田顕一(シンクタンク)桜井順(会計検査院)佐藤正弘(内閣府)田中麻依子(メーカー)中野和美(証券会社)中山元太郎(環境省)能勢雅樹(国税庁)原大輔(出版)東慶一(大学生)福嶋慶三(環境省)星野智子(NGO職員)松本宏太(内閣府)
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当記事はNPO法人フローレンス代表理事 駒崎弘樹の個人的な著述です。
PCサイト http://www.florence.or.jp/
携帯サイト http://www.florence.or.jp/m/index.htm

病児保育で困っている、サービスを希望するという方は、
こちらのフローレンス本体のページから、お申し込み下さい。http://www.florence.or.jp/

フローレンスのサービスエリアは東京23区の足立区/板橋区/江戸川区/江東区/品川区/渋谷区/新宿区/杉並区/墨田区/台東区/中央区/千代田区/豊島区/中野区/文京区/港区/目黒区/荒川区/大田区/世田谷区/葛飾区/北区/練馬区 です。

ひとり親への超安価な病児保育サービス「ひとり親パック」に共鳴し、寄付を
して下さる!という方は、下記のフォームでお申し込みください。
http://www.florence.or.jp/corp/fr/fundraiser/

株主総会に託児をつけたい、説明会に託児をつけたいという
イベント託児・イベント保育をご希望の企業様は
↓からお申し込み下さい。担当者の方からお見積もりを送らせて頂きます。
http://www.florence.or.jp/inquiry/form1/ask_others.html

ワークライフバランスや男女共同参画、ソーシャルビジネスについての
講演を依頼されたい企業、自治体、メディアの方々は
↓からお申し込み下さい。
http://www.florence.or.jp/inquiry/form1/ask_kouen.htm


フローレンスへのインターンを希望される学生は、
NPO法人ETIC.の細田さん宛にご連絡頂ければと思います。
http://www.etic.or.jp/


いつもご支援頂き、誠にありがとうございます。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。
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posted by 駒崎弘樹 at 23:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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