2009年03月18日

ソーシャルビジネス55選に選んで頂きました。ありがとうございます。



経産省さんから、ソーシャルビジネスの良い事例として選んで頂きました。
http://www.meti.go.jp/press/20090217003/20090217003-1.pdf


ソーシャルビジネスって、55もあったんだ?という発見があり、何とか選って、そういう意味で業界の「見える化」の効果があるんだなあと再認識しました。

国がソーシャルビジネスを支援して下さるのは、とてもありがたいと思います。一昔前だと僕なんか「単なる胡散臭い人」でしたが、今だと「ソーシャルビジネス経営者」という認知をしてもらえます。そうした認知を広げる、ということでは官がプロモーションしてくれるというのは、なかんづくそれが市場経済に乗りづらいようなテーマであればあるほど、大きな意味を持つでしょう。

ただ気をつけないといけないのが、国や官が支援してくれることが当たり前化していき、そのうち「何で国は支援してくれないんだ」というメンタリティが形成されていってしまうことです。

僕たちは基本的には、国や自治体がなんて言おうが、困っている人がいたら事業によってその人たちの助けになろう、というスタンスであり、それをを護持しなければなりません。

補助金ないなら、事業収入で。助成金くれないなら寄付を集めますよ。と猛スピードで現場を走り回って、セーフティーネットを張り巡らし、現場で起きていることを迷惑がられながらも官僚や政治家に叫び続け、制度構築の背中を押す、という役割です。

ですので、国の支援はありがたいし、認知が形成されていくのもありがたいのだけれど、基本的には自分たちがより多くの人を助け、実績を積み、実績を持って語らしめる、という姿勢を忘れてはいけないと思います。

そして、10年以内に、「学生の人気就職ランキング」の10位以内にソーシャルビジネスが並び、日本を動かす政治家がソーシャルビジネス出身で、予算規模数十億のNPOが2、300は軽くいる、という状況にさせましょうよ。

これらはアメリカでは現実に起こっているのですから。


追伸
ソーシャルビジネスを盛り上げる全国フォーラムが19日行われます。
勤め人は来づらい時間ですが、ご興味あれば、ぜひ!


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当記事はNPO法人フローレンス代表理事 駒崎弘樹の個人的な著述です。
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いつもご支援頂き、誠にありがとうございます。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。
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posted by 駒崎弘樹 at 16:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 宣伝・イベント告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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