「僕たちはどういう社会を実現するのか」というビジョンは明示化しているのだけども、「僕たちはどういう組織になるのか」というビジョンは、まだ社内に示せていなかった。
というわけで、人事部と共に組織ビジョンを創ってみた。

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1.多様性によって社会的イノベーションを起こす組織
若者も高齢者も、女性も男性も、こどもがいる人もいない人も、健常者も障がい者も、肌や目の色が違う人々も許容され、それぞれが多様な働き方を使って強みを持ち寄り、社会的イノベーションを起こす組織
2.しなやかな21世紀型組織
旧時代の巨大な官僚組織を志向するではなく、しなやかでスピードがあり、ボランティア等を含め多くの人材を多層的に巻き込む21世紀型組織
3.社会に与えることで、自らが与えられる組織
社会的意義、感動、人間としての成長、自己実現のための可処分時間、健全な報酬、それらの全てと共に社員が働ける組織
4.日本のNPOセクターの発展に貢献する組織
世界一、経営品質と生産性の高い非営利組織であり、その技術を業界全体へと広げ、日本のNPOセクターの発展に貢献する組織
5.日本のワークライフバランス化に貢献する組織
常に「理想の働き方」を目指し組織全体で実験を繰り返し、それを他社にも広め、日本のワークライフバランス化に貢献する組織
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今後人事部はこのビジョンを実現すべく、戦略を立て、アクションをしていく、という流れになる。
とはいえ、こういうのは創るのは簡単だが、落とし込むのが難しい。
フローレンスウェイ(行動指針)も創ったままにさせないために、朝礼で唱和したり、ウェイを体現した人を表彰したりして、ようやく暗唱できるくらいになってきた。
今回も朝礼の場を利用して唱和すると共に、カード作成、人材導入マニュアルへの落とし込み等しなくてはならない。
こういう仕組みを創り、落とし込み、習慣化させ、意識化させるというのは、本当に地味で果てしない作業なんだけども、それが経営の質、ひいては保育の質へと繋がっていくのだとしたら、その地味さを喜々として実行していかなきゃいけないんだよな、と自分に言い聞かせてみる。
人事部のみんな、頑張っていきまっしょい!
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